【2021】土用の丑の日
我が家のうなぎです。(笑)
「土用の丑の日」というと、「土用」という言葉の響きから「土曜日」を想像する方もいるかもしれません。でもそれは間違い。「土用」と「丑の日」のそれぞれに意味があります。
土用とは
「土用の丑の日」の「土用」とは、暦の「立春・立夏・立秋・立冬」の直前18日間を表す言葉です。「立春・立夏・立秋・立冬」は、1年を24等分してそれぞれの「節気」に分けた「二十四節季」という暦のこと。この中で「立秋」は現在使用されている太陽暦の8月7~8日にあたり、暦の上で秋が始まる日のことを言いますので、夏の土用はこの立秋の直前になります。
丑の日とは
昔は日にちを数えるときに、「1・2・3・4…」という数字ではなく、「子・丑・寅・卯…」と十二支が使われていました。そのため「丑の日」とは、十二支の順番で「丑」がめぐってきた日のことを言います。
土用の丑の日の意味
「土用」と「丑の日」のそれぞれの意味がわかると、「土用の丑の日」はどんな日なのかわかるでしょう。つまり夏の「土用の丑の日」とは、立秋の前の18日間のうち「丑の日」を指しているということです。
夏の「土用の丑の日」は、ちょうど梅雨明けと重なる時期のため、昔から特に重んじられてきました。2021年の夏の「土用の丑の日」は、7月28日とご紹介しましたが、「丑の日」が2度ある年もあります。その際は、1回目を1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。
2021年の夏の土用は、7月19日から土用入りとなり、8月6日に土用明けを迎え、8月7日が立秋となります。