マンション清掃にてツバメの巣を撤去いたしました。
マンション清掃の依頼があり清掃に行ってきました。
エントランス上にツバメの巣がありましたので撤去いたしました。
ツバメが巣をつくり子育てする時期は3月から5月です。
来年もまた幸せを運んできてくださいね。😊
ツバメの豆知識
ツバメの巣は、民家の軒下などに主に田んぼなどから運んできた泥や枯草を使って作られます。3月頃からつがいで協力して作業を開始します。口から分泌される唾液などを練り込むことで強度を高め、少しずつ泥を重ねていくことでお椀状の巣ができるのです。
できあがった巣の直径は13cmほど、深さは2.5cm程度で、そこに枯草や自らの羽毛を敷き詰めてフカフカにし、産卵用のベッドを作ります。
産卵をするのは4~5月。1日に1個ずつ、合計で3~7個の卵を産みます。卵はメスが中心になって温め、2週間前後で孵化します。雛にはオスとメスが交代で餌を与え、親鳥たちは1日に500回も巣と餌場を往復するそうです。その間雛は巣の中でじっと待ち続けます。
梅雨を迎える頃になると、いよいよ巣立ちです。ただし、直後は餌が上手に取れないことも多く、巣立ってから1週間前後は親から餌をもらう個体もいます。また巣立ちまで生き残ることができる雛は5割程度しかいません。
この後続けて2回目の産卵と子育てをおこなう親鳥もいますが、夏までにはすべての雛が巣立っていきます。
秋になると暖かい南の国を目指して日本を後にしますが、親鳥たちは翌年の春になると、昨年作った巣の近くで待ち合わせをし、再び産卵をするのです。
たまに、巣から転落している雛を見つけることがありますが、この場合は地域の役所に許可を得てから「保護」という形でのみ飼育をすることが可能です。
雛が巣から転落するのは事故である場合も多いですが、オスの親鳥が故意に子を殺すこともあります。メスが他のオスとのペアリングで産んだ雛を感じとり、自分の血を引かない個体を追い出す習性があるのです。
また、体が小さくて、強く育たない可能性のある雛には餌を与えずに巣から落とすこともあるそうです。何度も餌場と巣を往復する献身的な子育てかと思いきや、意外とシビアな一面があることがわかります。